あいさつ
大澤賢悟です。皆さんは本を読んでいますか?細井平洲先生のお言葉に「学思行相まって良となす」があります。考えるためにもアウトプットにもインプットは必要で、その中でも効率的な方法が読書だと思っています。私は、毎年ノルマを作って読んでおり、今年は年72冊がノルマです。そのほかに週刊のニュース雑誌と日経新聞を読んでいます。是非、積極的に本を読んでみませんか?
相続税対策が大きく変わる?
令和5年度税制改正大綱により、生前贈与加算と相続時精算課税制度が改正される予定です。改正後の生前贈与加算では、従来、相続財産に組み入れられる贈与の期間が相続発生前3年間分から7年間分に延長されます。また、相続時精算課税制度では、従来精算課税開始後のすべての贈与財産が対象だったものが、年110万円までは対象外となります。つまり、この110万円は相続時に加算する必要がありません。大綱通り改正されると、相続時精算課税制度で懸念点として考えられていたことが解消され使いやすくなります。一方、暦年贈与が使いづらくなります。状況に応じて選択肢が複雑になりますので、活用する場合には専門家への相談をお勧めします。
中学校の教科書読めますか?
(一社)教育のための科学研究所が膨大な統計データから、近年多くの社会人が日本語を正しく読めていない可能性があることがわかりました。これが原因で、指導をしても伝わらない、お客様に間違った回答をするなど、ビジネス上のトラブルが起こることが示唆されました。日本語を読めるかどうかはRSTというテストで確認することができます。例題を1問出しますので試しに解いてみてください。「アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。」としたとき、「グルコースからできているのは、デンプンと( )である。」の( )に入るのは次のうちどれでしょう?①セルロース②アミラーゼ③酵素④形
ChatGPT APIがリリース
ChatGPT APIが3月1日にリリースされました。APIとは「Application Programming Interface」の頭文字をとったもので、プログラムにつなぐための窓口のようなものです。例えばChatGPT APIを使うことで、自分で作ったプログラムや他のプログラムでChatGPTの機能を使うことができます。既にChatGPTの機能を活用したサービスを提供している会社もあります。AI技術の活用は今後ますます加速することが予想されます。他社との競争に勝つためにも、中小企業も積極的に新しい技術にチャレンジする必要があります。