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ブログBlog

2024.07.01

あいさつ

大澤賢悟です。前回作った求人用AIを多言語対応化しました。というのもChatGPTは世界中から1億人以上がアクセスするグローバルなプラットフォーム。本来、利用言語で日本語のみを想定する方が不自然です。生活もビジネスも日本で行ってきたことで頭が固くなっていたようです。既存の仕組みにとらわれずビジネス範囲をもっと拡大していかないといけませんね。

 

 

数字と感覚の両面から考える

登山で次に登るコースを考えるときには、数字と感覚の両面から考えます。登山には「山のグレーディング」や「コース定数」という数字があります。グレーディングは県が出しており体力度と技術的難易度を表します。コース定数は鹿屋体育大学の山本名誉教授が提唱したもので、歩いたときのエネルギー消費量です。コースを決めるときは、これに実際に歩いた人の感想等を加味し総合的に検討しています。経営にも同じように数字と感覚の両面を使うことが大事です。残念ながら零細企業では経営に数字が活用されているケースは少なく、社長の感覚だけで行われていることが多くなります。しかし、数字上で失敗する経営がうまくいくケースは運が良かったときだけです。ぜひ経営に数字を活用してください。

 

 

大澤税理士事務所メタバースDOOR支店

NTTが行っているメタバース空間「DOOR」に大澤税理士事務所の支店を作ってみました。現在は小さな空間に1つ部屋を作りポスターを張っています。ポスターからは自社HPと無料のコンサルティング体験、出版した書籍(Amazon)へのリンクをつけています。現時点では国内のメタバース市場はとても小さいため、すぐにビジネスにつながるものではありません。イメージとしてはインターネットが始まったばかりのころに作られていたHPのレベルです。しかし、昔のメタバースと違いクラウド上にサービスが存在するため、外部との連携など、将来的に様々な拡張が期待できます。いずれは現在のインターネットのような不可欠なものになるかもしれません。3Dグラスは必要ないので、まずは触ってみてはいかがでしょうか?

 

 

デジタル村民というNFTの使い方

新潟県にある山古志村をご存じでしょうか?2004年の中越地震で、全村民が非難をしたことで有名になった限界集落(人口の50%以上が65歳以上)です。その山古志村ではNFTを使ってデジタル村民を募集し独自の自治圏を作っています。NFT保有者は山古志DAOに参加でき、山古志DAOでは、これからの山古志をどうするか?を議論・計画・実行しています。そのため山古志村には日本中から相談が寄せられているそうです。このようにNFTを使うことで、これまでにないコミュニティを作ったり、その中で得たノウハウの横展開などにつながります。将来のビジネスのため活用を検討してはいかがでしょうか?

 

 

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2024.06.03

『 AI DRIVEN AIで進化する人類の働き方』

伊藤 穰一(著)

SBクリエイティブ(2023/5/30) 1,760円

 

【感想】

千葉工業大学学長、元MITメディアラボ所長、元ハーバード・ロースクール客員教授。実業家・ベンチャーキャピタリスト・エンジェル投資家としても活躍する伊藤穰一さんの著書。経営者であり学者でもある視点から、今後、AIにより働き方がどのように変わるのかを提唱した本。

本書を読んで、仕事上、ジェネレーティブAIとどのように付き合っていくのかあらためて考えました。ジェネレーティブAIによって多くの業務が効率化されることは間違いありません。その中には、人が行わなくなる作業も出てくるでしょう。しかし、ジェネレーティブAIの性質上、すべての作業で人間に変わることはできません。そのため、今後の活用方法は、

① 基本的なアイデアを人間が出す

② ①をもとにベースとなる情報をAIに収集・アウトプットしてもらう

③ ②を人間が精査・修正を行う

が基本になるでしょう。①をAIに頼ってしまうのは凡庸なアイデアしか出なくなるため問題外です。しかし、②をAIに任せられれば、作業効率を格段に上げることにつながります。③は絶対に欠かせません。また、ジェネレーティブAI以外のAIも同様です。あくまで作業の効率化にはつながるものの、作業結果については人間のチェックが一定程度必要で、また、責任も人間が取る必要があります。自社の業務を踏まえてAIをどのように活用し、AIとどのように付き合っていくのか、考え続ける日々が続くようです。

 

【以下、引用】

仕事はDJ的なものになる

・・・

「どんな言葉を掛け合わせ、どうジェネレーティブAIを扱ったら、筋のいいたたき台が生成されるか」をかんがえるセンスが求められる。その点においても、DJと同様、「掛け合わせ、練り上げること」が人間のクリエイティビティの見せ所と言えるのです。

・・・

自分が間違いに気づけないような、まったく知らない分野でジェネレーティブAIに頼るのは危険です。一派王、ある程度自分が理解している分野のことならば、ジェネレーティブAIは非常に使えるツールになります。

・・・

まずジェネレーティブAIに仕事をさせて、それを自分の目でチェックし、誤りがあったら正す。こうして全体のパフォーマンスを上げていくというのが、新時代に活躍する人の働き方として定着していくでしょう。

・・・

そこに「自分」という人間ならではの「ひねり」を加えることは、人間にしかできません。

 

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2024.06.03

あいさつ

 

大澤賢悟です。2月から子供との登山とは別にソロ登山を始めています。何回
か登ってみた結果、ソロだとかなりハードな山歩きができるため、楽しみ方がまっ
たく違うことに気が付きました。この考え方は商売にも活用できそうです。例えば、
同じ商品・サービスでも、売り方やターゲット等を変えると違うニーズが出てきま
す。売り方を変えて新しいニーズを模索すれば思わぬビジネスにつながりそうです。

 

 

 

未来への投資

商売を進めるうえで未来に向けての投資を意識していますか?未来への投資は、商売を続けるために
は欠かせません。市場は急激に変化し、さまざまな新しい技術が入ってきます。そのため、現在の仕事を
そのまま続けるだけでは、気づいたときには世間から取り残されています。そうならないためには、未来を考
え計画し、そのために意図的に投資を行うことが重要です。新しい技術への投資は、業務の効率化と競
争力の向上につながります。市場に柔軟に変化するための投資を行うと、絶えず変化するお客様のニー
ズにこたえていくことになります。そうすることで付加価値が高まり、自社のブランディングにもつながっていき
ます。経営者は現状維持に落ち着かず、常に未来に向けた意思を持ちたいものです。

 

 

 

「RPA」と「AI」と「プログラム」の使い分け

今後の業務効率化にはIT技術が欠かせません。そのためRPAとAIとプログラムの使い分けが重要です。
最も効率が良いのはプログラムです。100%確実で高速に処理してくれます。ただし、既存のシステム間
での連携ができないなど、汎用性が低いデメリットもあります。RPAはマウス・キーボードの操作も可能な
ため、既存の専用システムから別の環境へのデータ移動・取り出しなどで有効です。しかし、環境の変化
に弱く、操作手順の変更には実作業の10倍以上の時間がかかります。AIは柔軟性が高くさまざまな状
況に対応可能だと考えられています。しかし、内部プログラムがブラックボックスになっており、思ったような
動作をするとは限りません。それぞれの特徴を理解するとより効果的な利用につながります。

 

 

 

NFTのポテンシャル

NFTはデジタルアートとの連携がわかりやすく、デジタルで絵を売るための物と誤解されがちです。しかし、
NFTの持つ機能はそれだけではありません。NFTはデジタルであることを活かし、その先のプログラムと連
動させることも可能です。会員権のような機能が付与でき、 NFTを持っていることで特定のコミュニティに
所属できたり、入退出の電子キーにすることもできます。位置情報と組み合わせる、カメラを活用する等、
スマートフォンの持つ機能との連携も可能です。まだまだ一般人には使いにくい点も多々ありますが、アイ
デア次第で新しいサービスの提供につなげられます。ぜひ、ビジネスに活用ください。

 

 

 

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2024.05.30

Geminiを活用してYoutubeからかなり効率的に情報が集められます。
今後はいちいち動画を見なくても良いので
かなり時短になります。
現状だとまだ不十分な個所もありますが、
今後、どんどん使いやすくなると思います。

①Geminiにアクセス
②○○に関係する動画をYoutubeで検索して
③動画の内容をステップバイステップで要約して
これで、中身を要約してくれます。
その後、
④動画の内容について分かる公的機関のHP教えて
とすると正しい情報へアクセスできます。

③の要約であらかじめ全体像を把握して、

④を読めば正しい情報がかなりわかりやすくなります。

GeminiがYouTube動画を一瞬で要約してくれるようになった(しかも無料) https://www.lifehacker.jp/article/2405-use-gemini-summarize-youtube-videos-free/

 

※AI関連の技術は日々刻々と変化しているため、内容が変わることがあります。

2024.05.01

 

『NFT・メタバース・DAOで稼ぐ!』

加納 敏彦(著)

かんき出版 (2023/5/10) 1,650円

 

【感想】

元大手金融機関のファイナンシャルプランナー。AI・Web3時代のお金とビジネスの専門家。加納敏彦さんの著書。NFT・メタバース・DAOの実体験をもとに将来のビジネスまで含めてまとめた本。

本書を読んで、将来的にNFT・メタバース・DAOを通じたビジネスの拡大可能性を実感しました。まだまだ日本では利用している人が少ないからこそ、今、Web3業界に参入しておけばさまざまな先行者利益が得られます。それは、NFTを作って売るという収入だけではありません。NFTは将来的に、メタバースの普及による利用者の増加だけではなく、さまざまなアナログ空間と連携して利用されることが想定されています。Web3業界はまだまだ利用環境が整備されていません。そのため、NFTもメタバースもDAOも実践することで、さまざまなつまづきや困りごとなどを実体験できます。その問題の解決方法はもちろんのこと、さらなる提案などは新しいビジネスにつながります。

経営者にとってDAOは、これまでにない形でネットワークが形成される仕組みです。参加・活用・運営とさまざまな視点でかかわることで、新しい付加価値創造のきっかけになりえます。ぜひ、積極的にNFT・メタバース・DAOを活用していただきたいと思います。

 

【以下、引用】

DAOとはいったい何なのでしょうか?

・・・

一番多い翻訳は分散型自立組織です。これは中央集権的に誰かが管理するのではなく、参加者の多数決と自発的な行動で物事を進めていく組織ということです。私のDAOの定義はこうです。

①創設者や管理者に権限が集中していない

②集まったメンバー全員に権限が分散されている

③メンバーがそれぞれ自分で動く、人の集まり

④人を動かすビジョン

⑤明確なルール(どんな貢献をすると、何がどう配分されるのかなど)

⑥ブロックチェーンを活用して、意思決定と実行が自動的にされる

・・・

「DAO」と銘打ったコミュニティを作る所から始めてみましょう。それだけで、感度が高くて行動力のある人が集まりやすくなります。そのメンバー間で、様々なコミュニケーションが生まれ、お互いのビジネスがコミュニティとは関係なく生まれることも多いのです。作るのをためらう人は、どこかのDAOに参加してみましょう。「分散」「メンバー間の対等性」を意識しているところは、フラットで気持ちいいコミュニケーションをしているところが多くあります。

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