mail
相続についてはこちら
   

ブログBlog

2025.02.01
事務所通信 第79号(2025年2月)

あいさつ

大澤賢悟です。昨年の読書ノルマ84冊は無事達成し、今年はさらに多くの90冊を目標に設定しました。昨年からブックレビューを書き始めたことで、レビュー向けの本も選ぶようになり、読書の幅が広がっています。単に読むだけでなく、内容を整理し、考えをまとめることで、本から得る学びが深まりました。今年も目標達成を目指しながら、多くの本と出会い、新たな視点を身につけたいと思います。

 

 

これからの経営では価格UPの検討が必須

経営者は常に価格改定を検討し続ける必要があります。その理由は、世界的にインフレターゲットが設定され、多くの国が物価上昇を前提とした経済運営を行っているからです。一方で、日本の物価は依然として低く、国際的な水準と比較すると競争力があるものの、企業の利益率を圧迫する要因にもなり得ます。さらに、原材料費や人件費の上昇は避けられず、適正な価格設定を行わなければ、長期的な経営の安定が難しくなります。企業の成長には、提供する価値に見合った価格戦略が不可欠です。単なる価格競争ではなく、ブランド価値やサービス品質を守りながら適切な価格を設定することが、持続的な発展につながります。市場環境の変化を見極め、自社のコスト構造を定期的に分析し、競争力を維持しながら適切な価格改定を進めることが重要です。適切な価格戦略を実行し、社員の待遇改善や新たな投資の余地が生まれ、企業の競争力をさらに高めていきましょう!

 

 

確定拠出年金制度の見直し:2025年度税制改正の概要

令和7年度の税制改正では、老後の資産形成を支援するため、確定拠出年金(DC)や個人型確定拠出年金(iDeCo)の拠出限度額が引き上げられる予定です。これは、働き方の多様化に対応し、公平な年金制度を整備することを目的としたものです。改正により、企業型DCでは事業主掛金を超えるマッチング拠出が可能になりました。また、確定給付企業年金(DB)に加入していないDC加入者の拠出限度額が月額6.2万円(従来5.5万円)に引き上げられました。iDeCoに関しても、第一号被保険者の拠出限度額が月額7.5万円(従来6.8万円)に増額され、企業年金未加入者の限度額も大幅に引き上げられています。さらに、60歳以上70歳未満の一部の対象者は、新たにiDeCoに加入できるようになります。この改正により、企業の年金制度の有無にかかわらず、継続的な資産形成が可能になります。今後の老後資金対策として、適用条件を確認し、自身の資産形成計画に取り入れることが重要です。

 

AIが現実の世界へ!NVIDIAの新モデル『Cosmos』が未来を変える

NVIDIAは、ロボットや自動運転車の開発を助けるために、新しいAIプラットフォーム「Cosmos」を発表しました。これは、テキストや画像、動画などをもとにリアルな映像を作り出し、AIがより正確に世界を理解できるようにする技術です。たとえば、ロボットが実際の環境を学ぶために、Cosmosを使ってリアルな仮想空間を作り出し、そこで訓練することができます。これにより、開発者はコストを抑えながら、高性能なAIを作ることが可能になります。また、この技術は無料で提供され、多くの企業がすでに活用を始めています。NVIDIAは、この技術を通じて、誰もが高度なAIを使える未来を目指しているのです。今後も業界の急速な発展に目が離せません。

 

ダウンロードはこちらから