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2021.05.01
事務所通信第34号(2021年5月)

あいさつ

 

大澤賢悟です。GWはどこかに出かけましたか?ずっと家ではまいってしまうので、感染予防をしながら息抜きしたいですね。今月は今年度の補助金情報です。補助金は経済産業省が主導しており積極的な経営改善が補助されます。高額な補助が得られる反面、審査が厳しく申請をしても却下されてしまうことも多くあるのが特徴です。

 

事業再構築補助金

中小企業の思い切った再構築を支援する補助金です。例えば、「造成・造園業者が自社所有の土地をオートキャンプ場にする」とか、「焼肉屋がすし屋を始める」などの大きな変革が必要です。通常枠で最大6,000万円と補助金の中でも高額な部類です。事業再構築をする企業を支援するものなので、売り上げが低下している等の要件があります。また、企業単独で申請することはできず、認定経営革新等支援機関がサポートしなければいけません。4月30日締め切りを第1回とし、その後、4回程度の公募が予定されています。内容は難しいですが、思い切った変更を行う場合、効果的な補助金です。

 

 

IT導入補助金

中小企業・自営業者がITツールの導入に利用できる補助金です。通常枠では補助額は450万円、補助率は1/2です。勤怠管理システムの導入や3次元CADの導入などITシステムの導入に対して補助されます。再構築補助金のような縛りがないので、ITで業務を効率化したい事業者にとっては使いやすい補助金です。ITを導入しようかなという場合には、ベンダーにご相談ください。申請受付はオンラインのみとなっておりgBizIDプライムが必要です。申請手続きはIT支援事業者(ベンダー)と共同で行います。 1次締切は5月14日、2次締切が7月中(予定)です。

 

小規模事業者持続化補助金

商工会議所と連携して行う持続化補助金は今年度も継続されます。対象は小規模事業者に限定されています。補助上限額は50万円で補助率が2/3です。少額なので助成金が活用できる事業は助成金を活用し、助成金が活用できない集客や販路拡大などに活用してください。また、企業HPが無条件で対象となる唯一の補助金であるため、HPづくりで使われることの多い補助金です。公募スケジュールも決まっており、第5回が6月4日、第6回が10月1日、第7回が令和4年2月4日が締め切りです。

 

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