あいさつ
大澤賢悟です。2月から子供との登山とは別にソロ登山を始めています。何回
か登ってみた結果、ソロだとかなりハードな山歩きができるため、楽しみ方がまっ
たく違うことに気が付きました。この考え方は商売にも活用できそうです。例えば、
同じ商品・サービスでも、売り方やターゲット等を変えると違うニーズが出てきま
す。売り方を変えて新しいニーズを模索すれば思わぬビジネスにつながりそうです。
未来への投資
商売を進めるうえで未来に向けての投資を意識していますか?未来への投資は、商売を続けるために
は欠かせません。市場は急激に変化し、さまざまな新しい技術が入ってきます。そのため、現在の仕事を
そのまま続けるだけでは、気づいたときには世間から取り残されています。そうならないためには、未来を考
え計画し、そのために意図的に投資を行うことが重要です。新しい技術への投資は、業務の効率化と競
争力の向上につながります。市場に柔軟に変化するための投資を行うと、絶えず変化するお客様のニー
ズにこたえていくことになります。そうすることで付加価値が高まり、自社のブランディングにもつながっていき
ます。経営者は現状維持に落ち着かず、常に未来に向けた意思を持ちたいものです。
「RPA」と「AI」と「プログラム」の使い分け
今後の業務効率化にはIT技術が欠かせません。そのためRPAとAIとプログラムの使い分けが重要です。
最も効率が良いのはプログラムです。100%確実で高速に処理してくれます。ただし、既存のシステム間
での連携ができないなど、汎用性が低いデメリットもあります。RPAはマウス・キーボードの操作も可能な
ため、既存の専用システムから別の環境へのデータ移動・取り出しなどで有効です。しかし、環境の変化
に弱く、操作手順の変更には実作業の10倍以上の時間がかかります。AIは柔軟性が高くさまざまな状
況に対応可能だと考えられています。しかし、内部プログラムがブラックボックスになっており、思ったような
動作をするとは限りません。それぞれの特徴を理解するとより効果的な利用につながります。
NFTのポテンシャル
NFTはデジタルアートとの連携がわかりやすく、デジタルで絵を売るための物と誤解されがちです。しかし、
NFTの持つ機能はそれだけではありません。NFTはデジタルであることを活かし、その先のプログラムと連
動させることも可能です。会員権のような機能が付与でき、 NFTを持っていることで特定のコミュニティに
所属できたり、入退出の電子キーにすることもできます。位置情報と組み合わせる、カメラを活用する等、
スマートフォンの持つ機能との連携も可能です。まだまだ一般人には使いにくい点も多々ありますが、アイ
デア次第で新しいサービスの提供につなげられます。ぜひ、ビジネスに活用ください。