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ブログBlog

2023.02.01
事務所通信 第55号 (2023年2月)

あいさつ

 

⼤澤賢悟です。1月は冬のアルプス、⻄穂⾼独標へ⾏ってきました。道中は天気が悪く吹雪く場⾯もありましたが、⼭頂につくころには回復し、真っ⽩な⼭々と⻘空を楽しみました。⻄穂⾼はロープウェイで上まで登れるため観光客も多い⼭です。海外からの観光客もたくさん来ており、いろいろな国の⾔葉が⾶び交っていました。コロナは過去のこととして経営を⾏う必要がありそうです。

 

 

AIの成⻑

令和4年は絵を描くAI(Stable Diffusion)が話題になりました。今まで人が時間をかけて描いていたような絵を短時間で作ってしまうことに世界が驚きました。しかし年末からは絵を描くAI以上に、ChatGPTがAI界の話題を独占しました。ChatGPTは対話型のAIでネット上の様々な文字情報をもとに、人間が⾏っているかのような会話をします。例えば、「2月の新聞記事で使える200文字ぐらいの枕詞を考えて」とChatGPTに聞くと「暖かい風が吹き、水たまりが溶け始め、春がやってきた。今年もまた、新しい希望と可能性を私たちにもたらすであろう。これは、新しいチャンスを掴むための時であり、前に進むための勇気を持つための時でもある。私たちは、新しい年を迎えることで、新しい道を切り拓くことができる。今年も、私たちは前を向いて、新しい挑戦に立ち向かっていこう。」と答えました。さらにすごいのは、これに対して「他には? 」という質問をこちらから投げかけると「人生は旅のようだ。それは、道のりが険しいこともあれば、まっすぐな道のりもある。だからこそ、人生の旅を楽しむことが大切だ。そして、それを楽しむためには、常に前を見て、前進し続けることが必要だ。だからこそ、人生を楽しむことで、人生はより豊かになり、より幸せになる。人生の旅を楽しんで、人生を謳歌しよう。」と答えることです。内容はともかく話すような方法で質問できることは時代の変化を感じさせます。さらにAIには様々なものがあります。文字起しをするWhisper、論文を検索するElicit、プログラムを作るAlphaCode等々。これからも様々なAIツールが誕生します。今後は、様々な問題を抱えながらこのようなAIをどこまで活⽤できるか︖が経営者に求められそうです。

 

コロナ融資の借り換え

コロナ融資の据え置き期間が終了し、返済が始まった会社も増えました。財政が回復しておらず、返済がきびしい場合にはなんらかの対応が必要です。その方法の1つに融資の借換えがあります。融資の借換えとは返済期間の違う複数の融資や既存の融資を別の1本の融資にまとめることです。別の融資にまとめる中で返済期間を延ばし、月々の返済額を減らすことができます。コロナ融資における借換え保証も1月より開始されることが発表されました。ただし、なんでも借換えができるわけではなく、プロパー融資(保証協会なし)の融資を保証協会付き融資で借換えることはできません。他にも複数⾏の融資をまとめたり返済期間の⻑い設備融資などはまとめられないのが⼀般的です。融資の返済予定を踏まえてどの借⼊⾦をまとめていくかを検討しつつ、⾦融機関と連携を密にすることが重要です。

 

 

 

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