あいさつ
大澤賢悟です。ついに確定申告の季節になりました。事務所員総出で、確実な手続きをしていきますのでご安心ください。今年は雪が何回降るでしょうか、子供たちが雪合戦を楽しみにしています。2月4日立春から、暦の上では春になりますね。2月19日雨水は雛人形を出すと縁起が良いそうです。残り少ない冬を味わいつつ、春の先取りもしていきましょう。
確定申告の歴史
確定申告は申告納税制度と呼ばれる納税方法です。申告納税制度は、納税者自らが自分の税金を計算して税務署に申告を行うことで、税額を確定させる方式です。これに対して、行政機関が税額を計算して確定する方法を、賦課課税制度と言います。申告納税制度は、1946年11月の日本国憲法制定による民主化政策を受けて、採用されるようになりました。民主国家の財政は国民が支えるという思想のもと導入されています。しかし、当時は財産税等の大衆への課税が増えていったこと、さらに、度重なる戦争で政府の要員が減ったこと等の問題点を解決するための政策でもありました。その後、アメリカの影響を大きく受けつつ現在の申告方法へと変わっています。
マイナーな税引前利益とは?
ほとんど注目されない非常にマイナーな税引き前利益は、経常利益(会社の成績)に、臨時収入を足して、臨時支出を引いたものです。臨時収入のことを特別利益、臨時支出のことを特別損失と言います。どちらも、普段(経常)と違って特別な時だけ出てきます。 車などを売った時によく出てきます。何年か使った後の車は、財務諸表の上では、価値が1円になっています。しかし、それなりに動く車であれば、10万円ぐらいでは売れるかもしれません。この時の差額10万円-1円が特別利益になります。これとは逆に、買って1年ぐらいの車で事故を起こした場合には、特別損失が出ます。 価値のある車がつかえなくなってしまうのは損ですよね。このように臨時の収入や支出を計算した後のものが税引き前利益です。
YUKIGASSEN
日本発祥の雪合戦。海外でも人気が広まり、今では「YUKIGASSEN」と呼ばれ親しまれています。
国際雪合戦連合と呼ばれるものまであり、北欧や世界各国が加盟しているほどです。大会は公式ルール、審判、ヘルメット着用と立派なスポーツとして位置付けられています。勝敗は相手チームのフラッグ奪取か相手に雪玉を多く当てることで決まります。勝利するためには戦略、 戦術、チームワークといった高等技術が必要で、通称「雪上のチェス」とまで。子供たちの遊びだったはずの雪合戦が、世界的なYUKIGASSENに。世の中広いですね。