3大お困りごとの"お金"、"人財"、"未来"を見える化。お困りごとを解決します。
経営見える化パートナー 電話:0565-89-8888/営業時間 9:00-17:00(土日祝休み)

サラリーマンの家族は税金とどう関係しているの?

サラリーマンの税金とは?
 前回は、サラリーマンの税金をお話ししました。今回は、サラリーマンの家族に焦点を当てます。 パート収入と、配偶者やお子さんの扶養について触れていきます。

◆ 配偶者のパート収入は?

 サラリーマンと結婚している人が、家計を助けるためにパートで働くのは、今ではまったく珍しくなくなりました。 国がイメージしているサザエさん一家のほうがむしろ珍しいぐらいです。 そんなパート収入には、どのように税金がかかってくるのでしょうか?

 パート収入に対する税金は年々複雑になってきています。さらに、年金制度も複雑になってきており、○○の壁が増えたり移動したり大変です。 これは税金と社会保険で基準にしている数字が変わってくるためです。基本的な考え方が同じなのだから、普通は同じ数字になるはずなのですが…。 その辺は、折り合いは付けないようです。

ちなみに、主な税金や社会保険の壁はこのような感じです。
主な壁

◆ 超えてもそれほど痛くない税金の壁

〇103万円の壁はいまだ健在です。

 「なんか103万円の壁がなくなって150万円になったらしい」という間違った話が時々聞かれます。 確かに、103万円の壁は薄くなりましたが、一応、残っています。 103万円を過ぎると所得税がかかり始めます。また、100万円を超えてくると住民税がかかり始めます。自治体によっては若干違う場合があります。

〇新設された150万円の壁

 最近有名な150万円の壁は、配偶者控除が減りだす金額が103万円から150万円へ移動したためです。 配偶者控除というのはサラリーマンに配偶者(結婚している人。内縁は含まない。)がいる場合に、税金が減る制度です。 そのため、103万円を超えて働いても、150万円までは、配偶者控除の金額が減りません。

ちなみに150万円を超えるとすぐに配偶者控除がなくなるわけではありません。配偶者特別"控除"というものに変わります。 配偶者特別控除は150万円を超えると201万円まで控除額が少しずつ減っていきます。 201万円を超えると配偶者控除が0円になります。家庭内の手取りという面では、税金面では配偶者控除が減っても、働いていただいたほうが増えていきます。

◆ 実は厳しい社会保険の壁

これに対して社会保険の壁は手取りに対してシビアです。

〇106万円の壁は大企業のパート向け

 社会保険では最初に106万円の壁があります。これは、従業員501人以上の会社で週20時間以上働いて月8万8千円以上給料が払われている人向けです。 細かく書くと、時給1,000円で週20時間働くと8万5千円くらいになるので、大企業でパートをしている人は要件を満たして、社会保険に加入する必要が出てきます。 ただし、生活保障という面では、社会保険は最高の保険商品です。民間保険は目じゃありません。 詳しくは保険に触れたときにお伝えしますが、それぐらい有利な制度なので、入れる余力があるのなら老後のためにも入っておいたほうがお得です。 ただ、会社側もよっぽど能力のある人でないと、社会保険を負担したくないと考えている場合が多くあります。 そのため、103万円の壁を越えたすぐ先には106万円の壁があるため中々超えるのは難しいです。

〇130万円の壁はぐっと厳しい…。

 4つの壁の中で一番厳しいのは130万円の壁です。 130万円をパート収入が超えると自分で年金と保険に入らなければいけません。 働いている先に社会保険制度がある中小企業で加入できれば良いですが、そうでないと国民年金と国民健康保険料を自分で払う必要があります。 当然、支出がぐっと増えますが、メリットはありません。支出がかなり増え手取りは減ってしまいます。

◆ 扶養の分、税金が減っている・・?

 サラリーマンが配偶者以外の親や子供を扶養している場合には扶養に応じて税金が減ります。これを扶養控除と言います。 しかし、扶養控除はなぜか16歳未満の人には適用されません。そのため、小さな子供を生んで育てても国は税金面では優遇してくれないのです。 少子高齢化対策の必要が叫ばれている中、ここを優遇しないと国が弱くなる一方だと思うのですが...。

 なお、扶養控除の対象となる扶養されている人は、年間の収入(バイト代等)が103万円を超えてしまうと、扶養控除の対象ではなくなります。 そのため、大学生のお子様たちが、せっせとバイトして103万円を超えてしまうと、扶養控除から削られてしまいます。 どのくらい給料をもらっているかにもよりますが、10万円〜30万円ぐらい税金が増えてしまいます。 特に冬休み前にバイトをたくさんしていると気が付いた時には超えている可能性もあります。注意してください。


◇◇ コラムの更新をamebloでお伝えしています。amebloをご利用のかたは、こちらから読者登録いただくと便利です。 ◇◇



次回は、退職とその後の税金です。

◇◇ コラムの更新をFacebookページでお伝えしています。 ◇◇
  Facebookご利用の方は、こちらから「いいね」していただくと便利です。

◇◇ コラムの更新をamebloでお伝えしています。 ◇◇
  amebloご利用の方は、こちらから読者登録いただくと便利です。

この他にもコラムを掲載しています。興味がありましたらこちらをご覧ください。





おもてなし企画認証2019  AICHI WISH  ポジティブアクション宣言  仕事と介護を両立できる職場環境宣言  全国社会保険労務士連合会 働き方改革取り組み宣言  WeLove赤ちゃんプロジェクト