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ちいさな会社がコロナをチャンスに変える

 新型コロナウイルス感染症の拡大で多くの企業が苦しんでいます。 このような状況が起きないほうが良かったことはだれにとっても明らかです。 しかし現状、この経済状況が起きてしまっている以上、 この中で経営をしていくしかありません。 未来に向かって会社を進めていくには、まず、お金が必要です。 そのため第1にやるべきことは資金繰りです。 小さな会社のための資金繰り方法については、こちらのHPにまとめてあります。
 資金繰りをひと段落させても、そこで終わりではありません。 社長にはしばらく休みはなく、未来に向かって新しいビジネスを考えていく必要があります。 ここでは、その方法やヒントとなるアイデアをお伝えしていきます。 コロナのピンチを少しでも未来のチャンスにつなげてください。

目次
 ・コロナはいつ終息するのか?
 ・未来を作るビジネスモデル
 ・笑顔を作る飲食店モデル
 ・ママへの感謝 花屋モデル
 ・その他、様々な打ち手
 ・コロナ対応型持続化補助金

現実を見つめて。コロナは終息するのか?

 新型コロナウイルスの流行は、当面終息が見えていません。 ここで言う終息とはどのような状況でしょうか? それは、人類の大半が免疫を持ちウイルスに立ち向かえる状況です。 しかし、免疫を持つための方法は2つしかなく、感染するかワクチン接種のいずれかです。 では、どのぐらいでワクチンが完成するか?と言うと、一般的なワクチンでは完成までに最短5年はかかるそうです。 もちろん世界中で今までにないスピードで進めているようですが、1年〜2年で完成させるのは 安全性を考慮すると非常に困難というのが米国立アレルギー・感染症研究所の見解です。
 また完成したとして、世界中の人々にいきわたるには、多くの時間が必要でしょう。 先進国にいきわたるだけでも相当の期間が必要です。2003年の新型インフルエンザの時の主要国のワクチン生産体制は 6か月以内に全国民にいきわたらせることが目標とされていました。
 さらにコロナウイルスの特徴として暑さに強いという問題があります。 実際の数字が日経新聞のHPでリアルタイムに確認できます。 この感染状況を見ると、暑い地域でも患者数・死者数ともに多く、夏の暑さによる終息を見込むのは難しそうです。
 このような状況を踏まえると、ウイルスの終息や行政の補助だけでは長期的に会社を維持することができません。 一刻も早く一つでも多く、様々なビジネスモデルを考え、チャレンジしていくことがとても重要です。


未来を作るビジネスモデル

 このようにコロナによって、現在の経営状況は大ピンチです。 しかし、コロナが悪い。行政が悪いと言っても前には進めません。 とにかく現状でやれることを一つでも多く考え、チャレンジし、収益を上げるためのビジネスモデルを作るしかありません。 そのための方向性としては、「現在の状況が長期継続しても収益を上げるビジネスモデル」や 「事態が落ち着いたときにスタートダッシュできるビジネスモデル」などが考えられます。 もちろん他にも会社の状況や事業形態によって様々です。 重要なのは方向性をきちんと決めておくことです。
 そして目的に向かったビジネスモデルを複数考え、少ない投資で挑戦し、そのビジネスモデルをさらに磨き上げることが重要です。 というのも思いついたアイデアは素晴らしいものですが、おおむねアイデアだけでは市場とはマッチしません。 そのアイデアを市場にだして、実際のニーズに合わせたり、伝え方を変えたりするプロセスが必要です。
 ここでは、今、特に苦しんでいる業者のきっかけになるようなアイデアレベルのビジネスモデルを紹介していきます。 昨今の状況を加味し、コロナの今だからこそはじめられるモデルになっています。
 しかし、このモデルは、事業者を一般化しており、個々の事業者さんにあった形にはなっていません。 例えば、「飲食店」とひとくくりにしていますが、実際にはお店独自のつながりや 売り方、お客様、商品、サービス等々、様々な違いがあります。 そのため、「へー」と感じて、自社にあった新しいアイデアのきっかけにしていただければと思っています。


夫婦の笑顔を作る飲食店のビジネスモデル

 まずは飲食店向けのビジネスモデルです。現状、日本中の飲食店は営業になんらかの制約がかかっており、かなり苦しい状況になっています。 特に店舗内での飲食が壊滅的な状況になっており、お弁当販売にシフトする傾向が強いようです。 ここでは、このような一般的なビジネスモデルではなく、家族に焦点を当てた ちょっと変わったビジネスモデルを紹介します。

家族の円満を演出する飲食店のモデル
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 このお店のコロナ対策で考えたビジネスモデルはこちら。 夫婦仲を良くする!という価値を提供していきます。 現在、コロナの影響で在宅ワークや休業が進み、家庭不和が徐々に進んでいると言われています。 外出できず、経済の先行きも見えず、どうしても感情的になってしまう。 そんな状況を少しでも改善しようというビジネスです。
 飲食店は従来、お店に来てもらい収益をあげるビジネスでした。 しかし、現状、お店に来る人が大幅に減っているうえ、外出が自粛されている以上、 集客を行うことは困難です。そこで、店舗以外での商売を始めることとしました。 その中で、今まで飲食店として多くの人が利用してくれた中で見た笑顔というのが お店にとってはとてもうれしいことでした。 しかし、外出自粛での家庭の不和が聞こえてきて、なんとかしたいという思いが出てきます。
 家庭の状況を見てみると、どうしても妻が家事をして、夫が家事への参加が少ないという 問題点に気づきます。とはいえ、いきなり夫が半分やるというのは難しい問題です。 そこで、少しでもそのサポートをと考えたのがこちらのビジネスモデルです。 このビジネスでは、あまり料理が得意でない夫でも、妻のために料理ができるように 、半調理済みの材料を準備します。 残りの調理をするための工程はレシピとして用意しました。 その時には料理に不慣れな状況を考えて、なるべく少ない調理器具で完成するようにすることに気を配っています。 また、味にもこだわって欲しいので、配送先を限定し、配送直前に仕込をすることにしました。 完成料理は家でやるには若干手の込んだ料理にっており食材の彩なども工夫してあります。配送はランチとディナーの1日2回です。 このサービスで家庭の問題がすべて解決するわけではありませんが、そのきっかけにしたい!と思いがあります。
 資金状況はは資金繰りを確保し、長期的な資金プランも事前に作成。その結果、助成金の活用もあり、多くの売上、利益を必要とせず、長期的に少ない収益で維持できる状況になりました。 最低限、店舗維持費を確保し、将来に向けたファンづくりを中心に据えています。
 今後は、口コミや費用をかけない販売促進をしつつ、お客様の意見を聞いて、ビジネスモデルを変えていきます。


ママに感謝 花屋のビジネスモデル

 次に花屋向けのビジネスモデルです。花は現実的には生ものです。特にこれからの時期多くが収穫時期になります。 その時点で刈り取らなければ、株が弱くなってしまいますし、いずれはそのまま枯れてしまいます。 もちろん、切り花にしてしまうと日持ちがしません。 また、これから母の日のような大きなイベントを控えており、困っている多くの事業者がいます。 そこで、ここでは母の日をきっかけに、将来への継続性に焦点を当てた ビジネスモデルを紹介します。

母への感謝をきっかけにする花屋のモデル
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 このお店のコロナ対策で考えたビジネスモデルはこちら。 小学生から大学生まで、広く休校になっています。また、不用意な外出ができないことで子供たちが多くのストレスをためており、 多くの母親が大変、苦労しています。 この状況はゴールデンウィーク中も続く見込みです。 そこで、ゴールデンウィーク明けの母の日に向けて、家庭で閉じこもっている子供達から、お母さんへの「母の日プレゼントを自作する」という サービスを提供します。本来は店舗にて一緒に作り上げたいところですが、現状では困難です。 そこで、あらかじめパッケージ化した商品を配送し、教室はZOOMを活用して行います。 教室を子供たちが受けている間は、お母さんも少しは気がまぎれ、 その後に子供達からの手造りプレゼントを受け取るというイベントもあり、 つらい生活での若干の潤いになって欲しいと思っています。
 1人店舗なため助成金等はありませんが、資金状況は融資を確保し、長期的な資金繰り表も作成済みです。店舗維持費はきついですが、資金は安定できる予定です。 多くの売上、利益は見込めませんが、オンラインZOOMによりファンを拡大することで、 ZOOMや電話での注文につなげたいと思っています。
 今後は、母の日のカーネーションで得た学びをもとに、ビジネスモデルを変更し、イベントごと以外でも同じようなビジネスの展開ができないか模索していきます。


今やるうち手!

 このようにビジネスモデルを取り上げましたが、このほかにも多くの取り組めることがあります。
 ・自分も社員も勉強をする
 ・自分も社員も新しい技術を身に着ける
 ・現場の情報を徹底的に集める
 ・情報を共有する
 ・情報共有の仕組みを作る
 ・資金繰り表を作成する
 ・経営計画の作成(文書化)
 ・利益計画の修正(文書化)
 ・お客様リストの見直し
 ・お客様の分類見直し
 ・商品別売上・利益の確認
 ・お客様別売上・利益の確認
 ・競合他社分析
 ・社内業務の効率化(5S等)
 ・固定費の見直し
 ・業務のIT化
 ・在宅勤務、テレワークの検討・導入
 ・従業員のキャリアプランの検討
 ・集客の見直し
 ・集客の仕組化
 ・パートナー企業の選定

   こういったやれることは考えればきりがなく、多くの本も出ています。 インターネットで気になることを検索すれば、取り組みのアイデアはたくさん出てきます。 業種によっては2か月〜3か月の間、まったく仕事がないという場合もあります。 そのような業種では、コロナ騒動が終息したときにどうしたら、今よりも 粗利益の高い商品・サービスが提供できるのか。 そのためにやるべきことはなにか? 顧客ニーズの精査による価格UPや、 元請けニーズの分析による単価UPなどを目指すなどもあります。 コストをかけずにできる行動であれば、すぐにやってみましょう!


コロナ対応型 持続化補助金

 多くの対応を行うには資金が必要となる場合があります。 長期的なコロナショックへの対応や、コロナショック回復後のスタートダッシュをするためには ビジネスモデルの変更に伴う設備投資が必要となることも少なくありません。 そんな事業者に対しては小規模事業者等持続化補助金のコロナ特別対応型がお勧めです。

 対象:小規模事業者
 補助上限:100万円
 補助率:2/3

 簡単にまとめると150万円の支払いで100万円の補助が出るということです。 高額な補助金制度ではありませんが、他の補助金と比べて使いやすくなっています。 コロナ特別枠を活用する場合には通常より若干制約(特別枠の申請要件)がありますが、 コロナ対応と考えれば、それほど要件は厳しくありません。
 例えば、街の飲食店が出前注文を受けるためのHP作成や、通販のためのHP。 旅館が自動販売機を導入して非対面型サービスを提供するなどから活用できます。
 公募スケジュールは4月下旬から5月15日とされていますが、締め切り後も複数回募集するようです。


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