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◆ まずは図にして考えよう

 過去2回で、財務分析の基本的な考え方をお話ししました。今回から、徐々に財務分析の具体的なやり方に入っていきます。

 財務分析を行う時には貸借対照表や損益計算書が必要です。 しかし、たくさんの貸借対照表や損益計算書を見比べて会社の状態を見ていくのはかなり大変です。 そんなときにおすすめなのが、図にして分析することから始めることです。 図に変えると、細かい部分はわからないところも出てきますが 全体の傾向がわかるようになります。 細かい分析をするのは全体がわかってからのほうが、ずっとわかりやすいです。

 例えば、損益計算書を見てみます。

損益計算書の表

こちらは損益計算書をまとめて簡単にしたものです。 慣れてくると、数字の並びでも簡単に読めるようになるのですが、 どのぐらいなのか?というのが良くわかりません。

損益計算書の図

こちらは上の表の損益計算書を図に変えたものです。 ぱっと見た感じで、全体が把握しやすくなっています。

 まだ損益計算書は見慣れている方も多く、数字でも問題ないよというかもしれません。 さて、それでは次は貸借対照表です。

貸借対照表の表

こちらは、貸借対照表を簡単にまとめた表です。 かなりわかりづらいですね。

貸借対照表の図

こちらは、その表に図を付けたものです。 全体のバランスとかが一目瞭然です。 図にしてしまえば、これほどわかりやすくなります。 まずは図に変えてしまって全体の傾向をつかむようにしましょう。 



◆ 図にするためには

 図にするととても分かりやすくなりました。次は、図の作り方を実際の分析を行いながらお伝えします。

 財務分析は知りたいことを知るために行うものです。 全てを図にして分析しようとすると、図がものすごい量になるので結局よくわかりません。 また、図は細かいことを知るには不向きです。 そのため、貸借対照表や損益計算書のうち全体の傾向を把握するために必要なところから図にしてください。

 図にするには表計算ソフトを使うのが簡単です。 一番有名なのは、マイクロソフトのエクセルです。 エクセルは高いなぁという人にも安心。 今は無料の表計算ソフトがあります。 無量とは言っても、ものすごくきちんと動くので安心して使うことができます。

 また、いずれは図をより見やすくすることも大事ですが、 最初はとにかく作ることが重要です。 まずは自分がわかればよいぐらいで始めてください。 きれいな図にすることにこだわりすぎると、なかなか先に進めなくなります。



◆ 全体の傾向をつかむ

 さて、ここから本格的に分析を行います。 全体の傾向をつかむため一番わかりやすい売上を比較してみます。 今回は比較するのに3年分の売上を使います。

売上3期比

 こちらは3年間の売上を並べたものです。 数字だけで見るよりもぱっと見ただけで、売上は毎年同じぐらいずつ増えているのがわかります。 こちらの図は折れ線グラフを作っただけです。 色もエクセルの基本の色から変えていないし見栄えも整えていません。 でも、十分知りたいことがわかります。 まずはここからで十分です。

 同じように利益を並べてみました。

利益3期比

 こちらは3年分の利益を並べました。 売上と比べるために色を黄色く変えました。 しかし、こちらもそれだけです。

 このように表計算ソフトに3年分の売上の数字を入れただけ、利益の数字を入れただけでも 図にすれば、すぐに傾向がわかります。 もちろん、この程度であれば、紙とペンでもOKです。

 財務分析もこのような図にしてしまえば、傾向を簡単に知ることができます。 まずは気になるところや、わかりやすいところから、どんどん図にしてみてください。



 財務分析の始め方をお話ししました。
次回からは、もっといろいろなことが簡単にわかるようになります。


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