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◆ 財務諸表のおさらい

前回は財務諸表の大事な3つ、

 @ 貸借対照表
 A 損益計算書
 B キャッシュフロー計算書

を簡単に説明しました。
今回からは、大事な3つの表を細かくお話ししていきます。上記の@〜Bは、実は3つの表の順番を表していますので、本当は貸借対照表からお話しするのが正しい順番です。 しかし、いきなり貸借対照表からスタートすると、話がかなり難しくなってしまいます。 また、キャッシュフロー計算書は、その中身をお話しするうえで、損益計算書、貸借対照表のことを知らないとわかりづらい作りになっています。 そこで、一番わかりやすい損益計算書からスタートしたいと思います。

◆ 損益計算書のキホン

損益計算書はこんな形をしていました。
損益計算書

基本的に、どのような損益計算書でも、このような形をしています。 この形は、大きく3つにわけることができます。
一番上の"売上"、一番下の"利益"、その間の"1年のいろいろな活動"です。

損益計算書分解

一番上の"売上"からスタートして、一番下の"利益"で終わります。 売上と利益の間のいろいろな活動の部分は、会社が今年1年、どのようなことにお金を使ったのかが書かれます。 つまり、会社が1年、どのようなことを行ったかを数字から見ることができます。


損益計算書は1年あたりの成績表

損益計算書は1年あたりの成績表です。
1年あたりの成績表

 財務諸表は会社の成績表ですよというお話をしました。損益計算書はその中でも、1年あたりの成績表です。 そのため、1年(1期)が終了すると、その時点での成績表が計算されます。つまり、損益計算書の数字は1年限りの成績表です。 どんなに良い成績でも、翌年(翌期)は0からスタートするため、今年の損益計算書の数字が、翌年の損益計算書の数字に直接影響を与えることはありません。

 ただし、直接影響は与えませんが、間接的に影響は与えます。 今年成績が良ければ来年使うための現金がたくさん残っています。従業員のやる気も増えているかもしれません。 このように間接的には影響を与えます。


◆ 売上ってなに?

では、売上ってなんでしょうか?
簡単に言えば、売上とは、お客さんからもらうお金です。
いろいろな文房具を売っている会社を考えます。その会社が、ノートを1冊100円で売ることができました。 この100円が売上です。

売上

損益計算書に書いてある売上はこの100円を1年分集めたものになります。
売上は、ものを売った時だけではありません。 なにかサービスを受けたときに、お金をもらった場合も売上になります。

 例えば、塾で勉強を教えてもらうときに払うお金です。 塾の先生からは、なにかものをもらうわけではなく、勉強を教えてもらうというサービスを受けます。 このサービスに対して、もらったお金も売上になります。

ところで、日本ではサービスというと無料というイメージがあります。 しかし、商売の上でサービスとはお金をもらって行うことです。


◆ 利益ってなに?

 次に利益について考えます。 簡単に言えば、売上からいろいろな活動の出費を引いたものが利益です。 ただし、利益にはいろいろな種類があり、それぞれ意味が違います。 調整したり引いたりする活動の出費の違いです。

 それぞれの利益については、後ほど説明しますが、いろいろな種類の利益があるのは便利になるからです。 利益の種類によってわかることが違うということだけ、覚えておいてください。

売上

その中で一番最後にくる利益(※1)が、売上から、すべての活動にかかるお金を引いた後のお金になります。 つまり、売上のうち会社に残るお金になります。 この利益のことを"純利益"といいます。

 "純利益"とは、最後に残った利益という意味です。純粋に残った利益と考えてください。  純利益のうち、今年(※2)の利益に当たるものを当期純利益といいます。 会社は生まれてから無くなるまで、"年"ではなく"期"で数えます。1年目、2年目ではなく、1期目、2期目となります。そのため、当年ではなく当期といいます。

   そのほかの利益の説明は、次回以降、行っていきます。
※1 損益計算書の形によって違う場合もありますが、難しい話になるので除きます。
※2 1期が1年でない会社もありますが、最初のうちは気にしなくて構いません。


次回は、損益計算書を見ていこう:利益の種類@です。


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