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自分を知れ!小さな子がにたちの強みとは?

さるかに合戦
昔話で経営塾。さるかに合戦の第2回です。全4回で終了予定です。


◆ 子がにが勝つための方法を探せ!

母より弱い小さな子がに。そんな小さな子がにがなんとかして 猿に勝つ方法を考えなくてはいけません。 子がにはどうしたら猿に勝てるのでしょうか?

それは、小さな子がにだからこそある、猿よりも強いところで戦うことです。 商売でいうなら強みを見つけること。 自分の弱いところ、苦手なところで戦って勝つことはとても難しいです。

子がにで言えば、強い力で戦うとか、相手より早く動くことなどで、 猿と戦って勝つことはかなりむずかしいでしょう。 ですから、どこかにある自分の強みを見つけて、そこで戦う必要があります。

商売では、この強みを突き詰めていくと、戦わない戦略や、 No.1になれる市場で勝負するなどがあります。 これもとても大事な話ですので、別の機会に取り上げたいと思います。

◆ 大事なのはひらめきよりたくさんのアイデア

沢山のアイデア

ここでは、子がにの強みを考えていきます。 それと同時に、子がにの弱みを考えます。 同時に弱みを考えることで、弱いところで戦わないようにしたり、 他の方法で弱みをなくす方法はないか考えたりするためです。

それに、弱みと思っていたことが、実は強みだったということがあるためです。 弱みだと思っていたことが、状況が変わると強みになっていることがあるためです。

自分のことは、わかっているようでわかっていません。 とにかく自分の特徴を考えて、それが強みなのか、 弱みなのかは、あとから考えるほうが良いです。 あまり強みだけを出そう、弱みだけを出そうと思いすぎると 思いつくことが減ってしまうためです。

これは、アンカリングと言われます。 アンカリングとは、船が錨(アンカー)を下すと、 錨の周辺以外に移動できないことから名づけられています。 考えるにあたって、なにか一つの考え(アンカー)に引っ張られてしまい、 多くの考えが出ないことを言います。

強みを見つけるときは、とにかくたくさんのアイデアを出すことが大事です。

子がにの特徴を考えるときに、一緒に考え無ければならなことがあります。 それは、さるかに合戦の世界について考えることです。 この世界は、商売では市場になります。

特徴は市場の状況によって、強みになったり弱みになったり大きく変わります。 そのため、特徴を分析するうえで、市場についても分析しておく必要があります。

自分のことの分析を内部分析、市場のことの分析を外部分析と言います。 内部=会社の内側、外部=会社の外側といったイメージで十分です。

◆ 子がにのこと(内部分析)と、世界のこと(外部分析)

それでは、さるかに合戦の子がにの内部分析と外部分析を実際に行ってみます。

内部分析
子供
小さい
力が弱い
足が遅い
資産(お金等)はない
外部分析
行政(警察等の公的機関)はない
敵討ちをしてくれるサービスの有無は不明
小さくて弱いものを助ける社会
猿はみんなに悪いことをしている
鉄砲やミサイルはない
子がにが使える武器はない

実際の子がにの置かれた状況を簡単に分析してみました。 こうしてみると弱点ばっかりに見えてきます。 でも、ここではそんなことは気にしないことがとても大事です。

内部分析は、思いつく限りのことをとにかく上げていきます。 他の人の強みや弱みを見たり、別のことを思いうかべたりと、 とにかくたくさん出します。 思ったものと、まったく違う結果になることはよくあります。

次に外部分析も同じように上げていきます。 外部分析を行う場合は、次の4つ要因を思い浮かべながらやると、漏れが減ります。

"政治的なこと"、"経済的なこと"、"社会的なこと"、"技術的なこと"の4つです。 この4つは外部的な要因としてかなり大きな影響を与えるためです。 もちろん、これ以外にも大きな影響があれば、どんどん上げてください。

◆ 子がにの強みと弱みはどうなった?

この外部的な要因をもとに内部要因を強みと弱みに分けていきます。 このとき、同時に外部要因を機会と脅威に分けることがあります。 ただし、外部要因は機会にもなりうるし、脅威にもなりえます。

分解がかなり難しいと思った場合は、外部要因は分解せず、そのままにします。 今回は、これ以降の分析にも使用しませんので、簡単な、分解しないほうを採用します。

強み 弱み
内部分析   子供  
  小さい  
  力が弱い  
  足が遅い  
資産(お金等)はない
機会 脅威
外部分析 行政(警察等の公的機関)はない
敵討ちをしてくれるサービスの有無は不明
小さくて弱いものを助ける社会
猿はみんなに悪いことをしている

鉄砲やミサイルはない
子がにが使える武器はない

さて、外部要因をもとに、内部要因を強みと弱みに分解した結果は、 思った通りだったでしょうか? 外部要因の太字になっている部分、"小さくて弱いものを助ける社会"や "猿はみんなに悪いことをしている"によれば 最初、弱点だと思っていた小さいことや弱いことが強みに変わっています。

猿がいろいろな仲間に悪いことをした結果、たくさんの敵を作っていたことも幸いです。 まったく勝ち目がなかったはずなのに強みが見えてきました。

さて、この強みで本当に勝てるでしょうか? そのためにもう一つするべきことは、敵(猿)のことをよく知ること。


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次回は、敵を知ることを見ていきます。 2500年前からの常識。敵を知るとは、どのように行うものでしょうか?

●経営戦略のメモ
本日の戦略で取り上げたものはSWOT分析とPEST分析です。どちらも英語の頭文字です。
SWOT
強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats)
PEST
政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、技術(Technology)


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