3大お困りごとの"お金"、"人財"、"未来"を見える化。お困りごとを解決します。

財務分析実践編:タカタ2017年3月期

 分析は、有価証券報告書をもとに実施します。有価証券報告書とは株式公開をしている会社が会社の情報を報告するために義務付けられているものです。 今回は、タカタの2017年3月期を、中小企業の視点から簡易な財務分析を行います。 本来、財務諸表は貸借対照表→損益計算書の順で行いますが、財務分析が苦手な方でも入りやすいように損益計算書→貸借対照表の順で行っていきます。

 今回はタカタの事例を数字と業態のみから検討した今後のとるべき方針と、今回の事例から中小企業が学ぶポイントです。

◆ 今後、とるべき方針

 業態は安定しているものの資金繰りがショート寸前となっていることが貸借対照表より明らかになっています。 起業を維持するためには、外部からの資金流入が必須ですが、リコール等により司法が動いていることが財務諸表からも明らかになる等、 信用が著しく低下していると考えられます。現経営陣の刷新もしくは行政の介入等による根本的な改革が必要です。

 自動車部品業界は9%を超える伸び率のある業界であり、まだまだ伸びる市場です。タカタ自身の信頼は著しく低下していますが、 会社自体の価値は高いため、清算に向けた部門を除き、本業を他社へ事業譲渡するということも十分に考えられます。


◆ 今回の事例から学ぶポイント

 どれほど状態の良い会社であっても、顧客の信頼を失えば、会社の維持がままならないという非常に典型的な事例です。 会社にとって利益は非常に重要なものですが、暴走した結果、顧客を無視しては会社は維持できません。 顧客に対して、よりよい価値を提供した結果の利益であるとの視点に立って、経営を行う良い見本だと思います。

今回で本事例を終わります。よろしければ、他の事例もご確認ください。


◇◇ コラムの更新をFacebookページでお伝えしています。 ◇◇
  Facebookご利用の方は、こちらから「いいね」していただくと便利です。

◇◇ コラムの更新をamebloでお伝えしています。 ◇◇
  amebloご利用の方は、こちらから読者登録いただくと便利です。

この他にもコラムを掲載しています。興味がありましたらこちらをご覧ください。





おもてなし企画認証2019  AICHI WISH  ポジティブアクション宣言  仕事と介護を両立できる職場環境宣言  全国社会保険労務士連合会 働き方改革取り組み宣言  WeLove赤ちゃんプロジェクト